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Windows Serverでのバックアップ機能を利用したデータ移行について
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投稿者: watanabeさん
投稿日:2020/01/06 17:26
更新日:
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分類
技術
テクノロジー
Windows系サーバ
キャリア
運用・保守
投稿内容

Windows Serverのデータを移行する際はサードパーティーが提供する転送ツールや、

優先順位を決めた手動データコピーが行われる。


しかし実際に実施すると1台だけで丸一日転送に時間を使われてしまう問題や、

サードパーティー提供の転送ツールの利用が許されないという事も多い。


その場合の一つの手段として、バックアップで複製した移行元のデータを使い、

移行先PCでリストアを行うことでデータ転送と似た結果にする方法がある。


〇必要環境

・移行元PC

・バックアップデータ格納サーバ、もしくは新規ドライブ

(※本記事ではまとめて格納サーバと呼ぶ)

・構築済みの移行先PC(※以降、移行先PCと呼ぶ)

(移行元と同じ、もしくはそれ以上の容量が必要)

・移行先PCが格納サーバへ接続する為のIPアドレス


〇手順

1.1)格納サーバにバックアップ複製するデータ用の格納フォルダを作成。

この時、格納フォルダに他PCとのフォルダ共有設定を行う事。

(共有設定を行うと共有パスが表示されるので確認)

1.2)移行元PCとバックアップデータ格納サーバの設定「コンピュータの管理」で

同名、同パスワードのバックアップ用ローカルユーザーを追加することで、

バックアップ作成時に格納先を選択できるようにする。

1.3)移行元PCからバックアップ格納サーバで作成したフォルダへ接続して、

  ファイルの新規作成、変更、削除が行えるか確認する。

1.4)移行元PCの「Windows Server バックアップ」を開き、

「バックアップ(1回限り)」を選択。対象のドライブ及びシステムを選択して

  「作成先の種類」をネットワーク・ドライブで選択。

  (ネットワークの場合、ファイル共有設定で確認した共有パスを指定)

1.5)バックアップ実施後、格納サーバ内にバックアップデータが存在するか確認、

  複製が完了したら次はリストアの準備を行う。

2.1)移行先PCを起動しWindowsのインストール画面が表示されたら、

  「コンピュータを修復する」を選択。

オプションの選択から「トラブルシューティング」を選び、

コマンドプロンプトを起動する。

2.2)コマンドプロンプト上で以下コマンドを入力。

> ipconfig

IPアドレス・ネットワークインターフェイスがないことを確認

> startnet

  →ネットワークインターフェイスの起動

> netsh int ipv4 show int

  →IPアドレスを付与するインターフェイスを確認

  (インターフェイスは列「Idx」と列「名前」の欄を併せて確認する。

   下記表を例とすると、IPアドレスを付与したいEthernet0を名前から探し、

   Ethernet0に対応するIdx番号は1となる。

Idx ~略~ 名前

    -------    ------------

     1 ~~~ Ethernet0

     2 ~~~ Ethernet1

> netsh int ipv4 set address name=[Idx] static address=[IP] mask=[MASK]

  →[Idx]=IPアドレスを付与したいインターフェイスのIdx番号

  →[IP]= 事前に用意している接続用IPアドレス

  →[MASK]= サブネットマスク値

2.3)格納サーバ上でコマンドプロンプトを開き、以下コマンドを入力

> ping [IP]

  →[IP]=2.2)で設定した移行先PCIPアドレス

  Pingの疎通が確認出来れば、移行先PCのリストア作業が可能。

2.4)移行先PCのコマンドプロンプトをコマンド「exit」で閉じた後、

  「コンピュータを修復する」を選択。

  「以前に作成したシステムイメージを使用して、コンピュータを復元します。」

を選ぶと警告が表示されるが、キャンセルを押して次へ進む。

  「システムイメージを選択する」を選択して次へ進むと、

復元するコンピュータのバックアップ場所を求められるので、「詳細設定」を選択。

2.5)「ネットワーク上のシステムイメージを検索する」を選択しネットワーク接続。

  ネットワークフォルダの場所は、格納サーバのバックアップデータが保管されている

  ファイルパスを指定する。

2.6)ネットワークパスワードを求められるので、

移行元PCのバックアップ作成時に使用したユーザーネームとパスワードを入力。

2.7)格納サーバのイメージが確認出来れば通常のリストア作業と同様に実施可能。


上記の手順で移行元PCと同じ状態のPCが作成される。


しかしこの手順もセキュリティソフトの差異によるウイルス誤検出や、

バックアップされたデータに破損が見つかることも多々ある為、

あくまで移行作業の一つの手段として認識して頂きたい。


参考リンク

〇バックアップ・リストアについて

https://thinkit.co.jp/article/12634

Windows転送ツール

https://pc-hikkoshi.com/basic13-tool-first.html

〇ストレージバックアップの種類とポイント

https://www.storage-channel.jp/blog/backup-types.html

Windowsバックアップ機能を用いたシステムバックアップ・リストア検証

https://blog.pfs.nifcloud.com/verification-of-system-backup-and-restore-using-the-windows-backup-feature

〇コマンドプロンプトで IP アドレス、DNS サーバを設定する方法

https://www.projectgroup.info/tips/Windows/cmd_0012.html

Windows Server「コンピュータの修復」でIPアドレスを設定する方法

https://www.hitoriit.com/entry/2018/03/29/123518

Windows2008でネットワーク共有フォルダからシステムの復元をする手順

http://www.sukicomi.net/2013/09/windows2008-server-backup.html

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