具体的にどの程度安くなるのかを見てみると、「Windows Server 2019」の仮想マシン作成時に既定値として入る「Standard Ds1 v2」であれば。
オンデマンド:$ 0.136/h(約14.9円/h)
スポット:$ 0.0292/h(約3.2円/h)
(2019/1/20時点)
と、約1/5のコストで利用することが出来る。これはかなり大きい。
ちなみにオンデマンドで同じく非常に低コストのシリーズであるBシリーズで「Ds1 v2」シリーズに近いスペックを持つ「B2s」は
$ 0.0624/h(約6.84円/h)
となり、これと比べても約半分のコストになる。
1か月24時間の稼働であれば、月10,730円のものが2,304円だ。
始めに挙げた制約を許容できる利用方法であれば、積極的に選択しても良いと思う。
※ 仮想マシン以外のディスクストレージやパブリックIP等についてはVMの種類を問わず課金されるので注意しましょう。
・参考
Azure スポット Virtual Machines のプレビューの発表
https://azure.microsoft.com/ja-jp/blog/announcing-the-preview-of-azure-spot-virtual-machines/