PHPの繰り返し処理コードについて解説します。
1から100までの数値を出力させたいときのように、繰り返しで処理を実行させたい場合には、
繰り返し文を使います。繰り返し文を使うことで、繰り返しの処理(ループ処理)を数行で書くことが出来ます。
繰り返し文に主に使用されるコードとして、for文、while文、foreach文があります。
・for文
for文は、単純なループ処理に使用される最も基本的なコードです。
for(①$i=1; ②$i <=10 ;④ $i++) {
③echo $i;
}
①に初期値を変数として設定。②で初期値に対する条件式を設定。②の条件に当てはまれば③の処理を実行。④処理後の変数の更新。
・while文
こちらも単純なループ処理に使用される最も基本的なコードです。
処理内容はfor文との明確な違いはないのですが、ループ回数が決定しているかで区別するとよいでしょう。
for文 ⇒ループ回数が決まっている while文 ⇒ループ回数が決まっている
①$i=1
while (②$i <=10) {
③echo $i;
④ $i++
}
①に初期値を変数として設定。②で初期値に対する条件式を設定。②の条件に当てはまれば③の処理を実行。④処理後の変数の更新。
・foreach文
foreach文とは、配列または連想配列に対して、先頭のデータから順に繰り返し処理を行うための命令です。
配列のデータを1つずつ取り出してループ処理を行うことが出来ます。
①$i = array(1, 2, 3)
foreach (②$i as $j ) {
③echo $j;
}
①に配列を変数として設定。②で列変数を値変数に設定。③の処理を実行。
()内の要素数の分処理を行う。
これらと条件式if文を組み合わせてより詳細な動作をさせることも可能です。
以上が、繰り返し文の解説となります。