LINUXでサーバー構築を行った際にログローテーションを設定する機会があったので記録として、記述します。
ログローテーションとはシステムが残す時系列の記録データが永遠に増えるのを防ぐために、容量や期間で古いログを削除したりすることです。
Linuxのログローテーションは/etc/logrotate.confというローテーションを設定するディレクトリがあり、それとは別に/etc/logrotate.dという各サービスごとの設定が行えるディレクトリがあります。
logrotate.confの中にすべてのログローテーションの設定を入れることも出来ますが、logrotate.dはlogrotate.confに紐づいているため、logrotate.dの中に記載すればlogrotate.confに記載していることと同じこととなります。
ログローテーションのファイルに記載する設定は、設定するログファイルのフルパス、ローテーションの期間、何日分(何世代)残すか(残す分以外は削除するか別の処理をするか)などほかにも様々な設定を記載することができます。
設定内容によっては、何か月単位や何週間単位で残したり、ログファイルが記述がなければローテーションを行わなかったり、ログファイルが存在しない場合にエラーを出力しないなど様々あるので、コマンドに関しては調べてみると良いかもしれません。
簡易的な説明ではありますが、多少でも参考やイメージを掴む材料になればと思います。