本日は、Excel上でのマクロとVBAの違いをご紹介していきます。

マクロとは、普段Excelで行っているようなセルに色を付けたり、表を作成したりといったコンピュータの一連の操作を自動化するための技術のことを指します。開発タブの「マクロの記録」を押下すると一連の操作がマクロとして登録されます。

VBAとは、ExcelやAccessなどのOffice製品で利用できるプログラミング言語でマクロを実行するための手段の一つです。VBE

つまり、操作を自動化したものがマクロで、自動化させるためにコードを記述するのがVBAとなります。

【作成方法】
・マクロ
Excelの開発タブの「マクロの記録」をクリックするとマクロが作成されます。

・VBA
VBEと呼ばれるエディタに処理したいコードを記載してマクロを作成していきます。

【特徴】
・マクロの記録
 高度な知識は必要なく、マウス操作やキーボードで直観的に操作したものがマクロとして記録されていくため作成がしやすい。
一連の動作を一区切りとして記録していく為、同じ動作を繰り返したいときには、再実行しなければなりません。

・VBA
 処理したいものをコーディングしなければならないため、マクロのプログラミング言語の知識が必要です。 
しかし、マクロの記録では、手間だった繰り返しの処理や条件に応じて行う複雑な処理をコーディング次第で一連の動作として実行が可能になります。

Excelで毎日のように手間と時間がかかる作業を自動化してみては、いかがでしょうか。