★はじめに★
DNSサーバーとは、ドメイン名をIPアドレスに変換する機能を担うサーバーのことです。
ホームページを閲覧するうえで非常に重要なサーバーで、DNSサーバーが正常に稼働していなければ、ホームページ情報を取得することができません。
★DNSサーバーの仕組み★
1.まずクライアントPCが、DNSキャッシュサーバーに閲覧したホームページのURL情報を送信します。
※DNSキャッシュサーバーとは、自身が保持しているキャッシュを参照し、そこに回答がみつからなければ、他のDNSサーバーに問い合わせするDNSサーバーのこと。
2.次にDNSキャッシュサーバーが、ルートDNSサーバーに問い合わせを行います。
※ルートDNSサーバーとは、世界中に13機しか存在しないサーバーで、DNSキャッシュサーバーが、一番初めに問い合わせを実施するサーバーです。
3.ルートDNSサーバーが、IP情報を保持していない場合、別のDNSサーバーに問い合わせてください的な応答を返します。
4.別のDNSサーバーが、IP情報を保有していた場合、その情報をクライアントPCに渡します。
5.クライアントPCは、webサーバーにアクセスします。
以上がDNSサーバーの仕組みです。実際、ブラウザ上にURLを入力しただけで、閲覧したホームページ情報が一瞬で画面上に表示されるため、上記のような流れを意識することはありません。沢山のサーバーが相互に連結することによって、ホームページの閲覧を可能にしているのです。
参考URL
https://www.kagoya.jp/howto/rentalserver/dns-server/