今回は、実務で使えるExcelの小技について、ご紹介していきます。
〇行・列のグループ化
これを使うと、まとめて非表示・再表示のできるグループ化できるようになります。項目が多い表の場合、参照しなくていい項目がある場合などに便利です。
設定方法は、[連続した行(or 列)を選択] - 上タブの[データ] – [グループ化]を押下することで設定可能です。
以下の九九表で、4~7(F~I列)でグループ化してみました。
セル上部の「 + ( - )」のボタンを押下するとグループ化したものを一括で再表示(非表示)することができます。
〇別シートを並べて表示する
同じブック内にある異なるシートを並べて表示することができます。また、別シートを参照しながら編集することもできます。
設定方法は、上タブ[表示] – [新しいウィンドウを開く]を押下すると設定可能です。
先ほどの九九表を並べて表示させたものです。
左側のシートに「Sheet1」と入力すると、同一シートのため自動的に右側のシートのA1セルにも反映されています。
〇同じ動作を行う「Alt」ショートカットキー
・「Alt + Enter」(もしくは、F4キー)
セルの書式設定やフォント修正した際など、このショートカットキーを使用すると直前に行った行動を繰り返し行うことができます。(文字入力などは不可)
・「Alt + ↓」
同列に入力したことのあるデータを再入力するときに便利なショートカットキーです。チェックボックスが多い表などで、同列にある項目を「□ ⇒ ■」に変更するとショートカットキーを利用するとドロップダウンリストとして呼び出すことができます。
以上、実務で使えるExcelの小技についてでした。
ご参考いただけると幸いです。