今回は、データの視覚化についてご紹介いたします。
データの視覚化とは、情報とデータを視覚的に表すことです。
データを視覚化することで、データの内容を詳しく理解することができ、視覚的な状況の中でデータを把握すると、そうしなければ気付かない可能性のあるパターン、傾向、および相関関係が明確になります。
Azure を使用する場合、最も一般的なデータ視覚化ツールは Power BI です。
Power BIとは
BI(ビジネスインテリジェンス)ツールとは、企業が蓄積しているデータを分析し、その結果から得られたデータをレポートとして表示させたり、グラフを作ってデータを視覚化させたり、データ分析に関するさまざまな機能を持ったツールです。
また、プログラミングの知識がなくてもデータの抽出から分析、レポートを作成することができます。
これを「セルフBIサービス」と呼びます。
そのため、ある程度パソコンを使える知識があれば、短期間でデータ分析などの作業が行えるようになります。まさに「誰でも手軽にデータ分析」を実現できます。
Power BIを使ってできること
今回は、「視覚化された分かりやすいレポートを作成できる」グラフの種類についてご紹介いたします。
□横棒および縦棒グラフ
主にランキングを表示させたい時に使用します。
月によって売り上げの変化(ランキング)がどう異なるかを示されています。
□折れ線グラフ
主に、時系列データに使用し、変化と将来を見るために使用します。
□主要なインフルエンサー
分析に入れた項目に対してどの項目の影響が大きいのかを算出してくれます。
□塗分け地図
地理データがある場合は、塗り分け地図を使用して、地理または地域全体の比率(人口など)における値の違いを表示できます。 ライト (頻度が低いまたは低い) からダーク (頻度が高いまたは高い) までの範囲を色分けて、差異を確認できます。
Power BIではMicrosoft以外にも日本の企業も採用しているところが多いみたいです。
「プログラミング知識がなくても」データを分析できるところが最大の魅力だと思います。