今回は、なかなか知らないExcelの裏技について、３つご紹介していきます。
実務において使用するとなかなか重宝します。

【フラッシュフィル機能 : Ctrl+E】
 入力されたデータから規則性を自動的に認識して実行してくれるExcel2013から搭載されている機能です。これまで、区切り指定や関数で文字区切りをしていましたがこれを一発で取り出せることが可能となります。
 ｢記号や空白で区切られている｣、「数字と文字で区切られている」などExcelが認識できる一定の規則性が必要です。

下図は、名前を姓と名に分ける、メールアドレスをアカウントとドメイン名に分ける作業をオートフィルで行った例となります。

3列目を例として姓、名とアカウント名、ドメイン名をそれぞれ記載し、各黄色セル上で「Ctrl + E」を押すと自動的にそれぞれの列ごとに入力されていきます。

【関数のヒント: Ctrl+Shift+A 】
 関数の書式について、ヒントを表示してくれる機能です。括弧やカンマの使い方を忘れたり、引数の指定箇所を忘れたりした場合にGoogleで調べたりしなくてもよいので非常に便利です。
 使い方は、使いたい関数を入力して、「 Ctrl+Shift+A 」を入力すると使えます。

【書式設定： Ctrl + 1】
 指定したセルに対して、書式を設定するウィンドウを開きます。上部のタスクバーからレイアウトを探す手間が省けるので、地味に便利です。

以上、Excelの裏技でした。
参考にしていただけると幸いです。

■参考資料
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/exceltips/1195729.html
https://www.nec-nexs.com/bizsupli/useful/excel/58.html