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ストレージの種類
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投稿者: enさん
投稿日:2021/11/11 17:48
更新日:
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分類
技術
テクノロジー
全般
キャリア
運用・保守
投稿内容

今回はオブジェクトストレージとブロックストレージとファイルストレージについてご紹介します。


これらのストレージはデータの保持形式が異なります。



■ブロックストレージ

ブロックストレージはデータをボリューム単位で分割し、さらに固定長のブロック単位で分割して管理します。

ボリュームとブロックには一意の番号が振られており、この番号を指定してストレージ内のデータにアクセスします。

そのためブロックストレージはストレージ内のデータへ高速にアクセスすることが可能です。

ExcelやCSVファイルといった構造化データの管理に適しています。

ハードディスクやUSBメモリはブロックストレージです。

またSAN(Strage Area Network)もブロックストレージの一種です。


■ファイルストレージ

ファイルストレージは”.docx”や”.xlsx”などファイル単位でデータを保存します。

macOSやWindowsのデータの保存形式はファイルストレージ形式です。

データごとにメタデータを保持することが可能です。

画像やテキストなどの非構造化データの管理に向いていますが、大量のデータを保管するのには適していません。

ファイルストレージはディレクトリやフォルダ内にデータがあるため、ファイルの場所は階層的なパスを用います。

NAS(Network Attached Strage)はファイルストレージです。


■オブジェクトストレージ

オブジェクトストレージはデータをオブジェクトという単位で扱います。

オブジェクトストレージは拡張性が高く、クラウドなどで使用されることが多いストレージです。

ファイルストレージと同様、非構造化データを扱います。

ファイルストレージに比べより多くのメタデータ(作成日や容量などの付随する情報)を扱うことができ、またデータのバックアップを取りやすいという特徴があります。



用途に応じて最適なストレージを選択する必要があります。


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