バッチファイルをもう少し深く調べてみました。
□バッチファイルとは
バッチファイルとは、Windows OSで使用できるスクリプトファイルです。
ファイルには、コンピューターにやってほしい命令(コマンド)が記述されており、これを起動するとこちらがなにもしなくても自動的にやっておいてくれます。
小回りが利く半面、要求するレベルが高いほど細かくコマンドを振り分けないと、予期せぬトラブルや原因不明のエラーなどが発生してしまうので、スペルミスや正しいコマンド・オプションが記述されているかしっかりと確認することが大事です。
□DOSコマンド
DOSコマンドとは、Windowsができる前にあったOS(MS-DOS)で使用されていたコマンドです。DOSはCUI(マウスやウインドウがなく、文字だけで操作するインターフェース)であったので、コマンドによってファイルの作成・移動・削除などをしていました。コマンドプロンプトはその名残でもあります。
DOSコマンドはコマンドプロンプトやPowershellでも使用されています。また、一部のコマンドはLinuxでも同じコマンド名で使用されており、Linuxコマンドより単語がそのままなので覚えやすい利点もあります。
DOSコマンドの一例
cd 現在いるディレクトリを変更する
mkdir 新規ディレクトリの作成
rmdir ディレクトリの削除
copy ファイルのコピー(Linux: cp )
ren ファイル名の変更(Linux: mv )
Linuxコマンドに比べて直感的に分かりやすく、コマンドプロンプトやPowershellも日本語対応なのでエラーやHelpでの確認も簡単です。
コマンドの中では基礎級の基礎になり、この辺を覚えればCUI操作も楽しくなります。
参考にしていただければ幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。