LAMP環境も構築もPHPを残すだけになりました。
PHPの導入手順を調べましたので、記録も兼ねて記載いたします。
■ PHPとは
PHPとはプログラミング言語のひとつで、WEBサイトに動きを加えることができる言語です。
PHPの大きな特徴として、HTMLファイルの中に埋め込んで使えるため、HTML・PHPを別々のファイルで用意する必要がなく、ひとつのファイルで纏められるのでとても便利な言語です。
PHPは問い合わせフォームや掲示板、ECサイトのショッピングカートなどを作成することができます。
■ PHP導入方法
□ EPELリジストリを追加
EPELリジストリ(業務用のサーバーなどで使用するエンタープライズ向けLinux用のソフトウェアを集積したリポジトリのひとつ)をインストールします。
下述するRemiリポジトリを使用するのに必要になります。
*yum コマンドは、パッケージインストールコマンドです。
yum install epel-release
□ Remiリポジトリを追加
Remiリポジトリ(サードパーティーのリポジトリで、最新のPHPなどを利用することができる)をインストールします。
*rpm コマンドは、パッケージインストールコマンドです。
rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm
□ インストール実行
yum install --enablerepo=remi,remi-php70 php php-mbstring php-devel php-pdo php-gd
□ php.iniの編集
Remiリポジトリが正常にインストールされたら、パッケージでインストールされたPHPの設定を以下のように変更します。
・php.ini をメモ帳で開く
vi /etc/php.ini
・設定を変更する
date.timezone = "Asia/Tokyo"
mbstring.language = Japanese
mbstring.internal_encoding = UTF-8
mbstring.http_input = pass
mbstring.http_output = pass
mbstring.encoding_translation = Off
mbstring.detect_order = auto
mbstring.substitute_character = none
mbstring.func_overload = 0
mbstring.strict_detection = Off
mbstring.http_output_conv_mimetype=
□ Apacheを再起動
systemctl restart httpd
□ テストファイルを作成
メモ帳アプリで /var/www/html/ 配下に index.php を新たに作成します。
vi /var/www/html/index.php
新規作成した index.php に info を表示するコードを記述し、保存します。
<?php phpinfo(); ?>
□ PHP導入確認
LAMP環境構築 -Apache編④- (miraclejob.com)で取得したIPアドレスにアクセスし、PHPの info ページが表示されていれば完了です。
これでLAMP環境の構築は完了です。
この後は、HTMLやPHPのコードをいくつか打ち込んでみると変化があって楽しいと思います。
いかがでしたでしょうか。調べてみる前は難しいと思っていたのですが、構築できてみると、意外と簡単だったと感じました。
みなさんも、LAMP環境の構築ぜひトライしてみてください~!
参考:
LAMP環境を構築する【CentOS7】 - Qiita
信じてください、私のPHP開発の生活がとてもスムーズになりました。試してみる価値があるかもしれません!