今の今まで3者の違いを特に意識することなく生きてきましたが、唐突に気になったので調べることにしました。
IT
Information Technologyの略称で、日本語では情報技術と訳されます。
e-Wordsによれば
「ITとは、情報を取得、加工、保存、伝送するための科学技術。特に、電気、電子、磁気、電磁波などの物理現象や法則を応用したコンピュータなどの機械や器具、および、その内部で動作するコンピュータプログラム(ソフトウェア)を用いて情報を扱う技術のこと。」(IT(情報技術)とは https://e-words.jp/w/IT.html 23/2/7閲覧)
とあります。PCをはじめとしたハードウェア・ソフトウェアや通信インフラ、これらを活用した業務改善など幅広い分野の総称と言えます。
ICT
こちらはInformation and Communication Technologyの略称で、情報伝達技術と訳されます。
意味合い的にはITとほとんど同義ですが、機器そのものというより、通信を前提とする技術やそれらの活用方法を指すニュアンスがあるようです。海外ではITよりもICTの方がよく用いられるとか。
IoT
Internet of Thingsの略称です。直訳すると”モノのインターネット”ですが、家電・センサー・車などあらゆる製品がインターネットに接続され、ネットワークを介して情報をやり取りする、そのための技術や仕組みのことを指します。ユビキタスに似ているような気がします。
IPv6の登場によってありとあらゆる機器にIPが割り当てられる日が来るのかもしれません。
そういえばIPv4とTCP/IPで火星まで通信するという研究があったらしいという話を昔教授から聞いたのですが今どうなっているんでしょう。
今後IoT社会が発展した先にハーモニーや虐殺器官のようなSF小説的な世界があるかもしれないと思うと、個人的にはワクワクします。
参照:
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/column/iot/ict-iot.html
https://aws.amazon.com/jp/iot/what-is-the-internet-of-things/