A~Zまで全部存在しそうな勢いの〇aaSですが、今回はFaaSについてです。
「Function as a Service」の略称で、直訳すると「サービスとしての機能」になります。
FaaSはサーバーレスコンピューティングの一種とされています。
サーバーレスとは、開発者はサーバーのことを考慮する必要が無いというような意味で、サーバーが存在しないという意味ではありません。
FaaSのメリットとしては、
サーバーをはじめとしたインフラの保守を行う必要がないため、サービスの開発に専念できる。
サービスには実行時に必要なリソースが自動的に割り当てられるため、利用した分の料金しか発生しない。また、急なアクセスの増加に対しても対応できる。
最小限の機能を持ったコンポーネントを組み合わせる、マイクロサービスアーキテクチャを構成できる。
などがあります。
逆にデメリットとしては、
実行時間や利用可能なリソースに制約があるため、大規模なプログラムや、長時間の処理が必要なコードを実行するのが難しい。
複雑なサービスを実行するためには、サービス同士の協調動作などの構築や管理を含め高度な技術が要求されるほか、サービス数の増加により逆に管理コストが高くなる可能性がある。
サービスプロバイダへの依存度が高い。
などが挙げられらます。
開発スピードの向上や、コスト削減を目的にFaaSを導入する企業は今後も増えていきそうです。
参照:
https://knowledge.sakura.ad.jp/15940/
https://e-words.jp/w/FaaS.html
https://mmmcorp.co.jp/column/serverless/