MiracleJobLogo
エンジニアのエンジニアによるエンジニアのためのサイト
News 07/25 おすすめ情報に 『 【案件】Azure AD関連の認証設計/azureの基本設計 』 を追加しました。
会員登録するとキャリア診断やサイトに参加することができます。
あなたにおすすめな技術情報、資格、仕事などをお知らせします。

無料会員登録


パスワードを忘れた場合
LINEで送る
MiracleJobBanaLeft1
MiracleJobBanaLeft2


ルートファイルシステム
profile-img
投稿者: nac_fisさん
投稿日:2023/02/16 17:12
更新日:2023/02/16 17:25
like-img
分類
技術
テクノロジー
Unix系サーバ
キャリア
運用・保守
投稿内容
なぜRPMの略がRPM Package Managerになってしまったのか、なぜ自宅の有線LANより外を飛んでいる5Gの方が速いのか。世界には不思議がいっぱいです。



この話は余談として、今回は復習しないと忘れそうシリーズ第2弾、ルートファイルシステムになります。



個人的にWindowsとUnix/Linux系OSで最も差異がある部分だと思っているのが、ルートファイルシステムであるという点です。

Windowsのフォルダ階層は基本的にドライブごとに分かれていて、
C:hoge\test.txt
のようにドライブレターで表されるディレクトリがドライブごとのルートになっています。


一方Unix/Linux系のOSでは"/"を最上位としてありとあらゆるファイルシステムを全て/以下にマウントしています。このルートディレクトリを最上位とする構造の事をルートファイルシステムと言います。
そのため、Windowsと異なり別のディスクやパーティションのファイルであっても全て/~でアクセスすることが出来ます。
なのでWindowsに慣れ親しんでいると/という単一のパーティションに全てのファイルが格納されているような印象を受けますが、実際にはディスクに障害が発生した際、被害を最小限に抑える、復旧作業をスムーズにするといった目的から/とは別にいくつかのパーティションに分割することが推奨されています。

例としては
一般ユーザのファイルを格納する/home
ログファイルなどを格納する/var
一時データを格納する/tmp
スワップ領域などです

実装としてはRAM上にrootfsというファイルシステム(↑図でいうところの/パーティション)を配置し、このrootfsに他のファイルシステムをマウントしているという形になるらしいです。

詳しくはドキュメントに記載してありますが私自身いまいち理解が及んでいないのでもっと勉強しようと思います。


原文:

https://www.kernel.org/doc/Documentation/filesystems/ramfs-rootfs-initramfs.txt

日本語訳:

http://archive.linux.or.jp/JF/JFdocs/kernel-docs-2.6/filesystems/ramfs-rootfs-initramfs.txt.html

コメント


MiracleJobBanaRight1
MiracleJobBanaRight2
MiracleJobBanaRight3