技術かどうかは微妙なところがありますが。
私は昔某Kickstarterでキーボードを購入したことがあります。
しかし待てど暮らせど製品は届かず、意を決してGoogle翻訳丸投げの英語で問い合わせたところ
「運輸会社の都合で追加の送料が必要だから支払い用のURLを送るね!」
と返ってきました。送料が必要ならそっちから連絡してくれよと思いましたが無事に届いたので許します。ただ75$のキーボードに追加で20$位払ったのでだいぶ高くつきました。
宅配がDHLの時は住んでいる場所次第で追加料金が発生するので注意しましょうというのがこのお話の教訓です。
そんな話はさて置くとして、
JIS配列かUS配列のどちらが良いかというのはきのこたけのこ位尽きない話題かと思います。
どちらにも一長一短あるわけでして、
JIS配列なら
・Enterが大きい
・キーが若干多いのでホットキーを割り当てるのに便利
といったメリットがありますし、
US配列なら
・BackspaceやSpaceがJIS配列に比べて長い
・記号を入力しやすい(気がする)
・バリエーション豊か
といったところでしょうか。
私は文字入力のしやすさと色々なデザインのキーボードが選べるという点でUS配列派ですが、JIS配列の変換/無変換(英数/かな)キーは丁度押しやすい位置にあってホットキーを割り当てるのに最適なので捨てがたい所です。
↑2つならUS配列かなというのが私の意見ではあるのですが、個人的おすすめのUK配列にも触れておこうと思います。
UK配列の良いところは
・Enterが縦長
・Backspace、SpaceキーはUSと同様に大きい
・記号の配置が(おおむね)US配列と同じ
とどのつまりJISとUSのコンパチのような配列をしているという事です。
£や§や±が直接入力できるといった違いもあったりします。
日本で一番手軽に手に入りそうな(気がする)AppleのMagicKeyboardに関しては何故かEnterがやたら激狭なので気を付ける必要があります。実際"「」"と間違いやすかったですが、ISO準拠のキーボードなら大丈夫...なはずです。
後はUK配列に限らずISOのレイアウトでは"|"と"\"のキーがZの左隣にあります。
\に関しては正直JIS配列が一番打ちやすいですが、|が左下にあるのは(Shiftキーと間違いやすいという点を抜きにすれば)パイプ処理を書くのに便利なので嬉しいポイントです。
とはいえ配列ごとの使い勝手なんてものは結局のところ慣れなので、気に入ったデザインのキーボードを買うのが一番なんじゃないでしょうか。
余談
というかなんならこっちが本題かもしれないですが、海外通販でキーボードを買う際の注意として、JIS配列以外のキーボードは技適を受けていないことが多いという点があります。
ご存じの通り技適マークのない無線機を日本で利用することは電波法違反に当たるので、Bluetoothキーボードを喜び勇んで買ってきても違法だから使えないという悲しい事態になりかねません。
無線を切って使っていれば大丈夫と言われることもありますが、電波法第百十条の一では「技適を受けていない無線設備を使って無線局を開設する行為」に対して、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処するとしています。
開設というのは
『無線設備を設置し、それを操作するものが電波を発射できる状態にすることをいいます。』(総務省 電波利用ホームページより)とあるので、無線OFFだからOK!とはならなさそうです。
まぁ個人で使ったところで早々捕まるものではなさそうですが、遵法精神、大事にしていきたいですよね。
参考URL:
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325AC0000000131
https://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/proc/manual/