皆さんは自宅でこんなことを思ったことはありませんか?
~ファイルサーバーをたてるメリット・デメリット~
ファイルサーバーでは、サーバーの役割を担っているパソコンの共有したフォルダへローカルネットワーク上のパソコンがネットワークを介して接続することができます。したがって、今までデータを別のパソコンでみるのにUSBメモリやディスクに一旦コピーして別のパソコンにさすという面倒なやり方をしていたところを、エクスプローラーからサーバー名やIPアドレスを入力するだけで簡単にファイルをアップロードでき別のPCからはダウンロードをしなくてもそのファイルを閲覧できるようになります。
しかし、あくまでもローカルネットワークに公開しているだけなので外(別のネットワーク)からアクセスすることはできません。(追加の設定が必要です)
さらに、ローカルとはいえネットワーク上にファイルを公開していることになるので重要なファイルや個人情報を共有フォルダ内に置きっぱなしにしたりすると情報漏洩のリスクがゼロではありません。
PC-Serverをファイルサーバーにする手順(PC-Serverでの操作)
①エクスプローラーを開く③共有タブの[詳細な共有]をクリックする
④[このフォルダーを共有する(S)]のチェックボックスにチェックを入れる
⑤[アクセス許可]をクリックする
⑥グループ名またはユーザー名の欄にEveryoneがない場合[追加(D)...]を押す
⑦[Everyone]と入力し、OKを押す
⑧[Everyone]を選択した状態で[フル コントロール]のチェックボックスにチェックを入れる
⑨[OK]ボタンをクリックしていき、プロパティ画面に戻ったら[閉じる]をクリックしプロパティを閉じる
以上でPC-Serverのファイルサーバー化は完了です。
次に、構築したファイルサーバーへアクセスします。
ファイルサーバーへのアクセス手順(PC-1、PC-2での操作)
※事前にファイルサーバーのIPアドレスをメモしておいてください。
①エクスプローラーを開く
②ファイルパスを入力する欄に[\\<PC-ServerのIPアドレス>\]と入力しエンターキーを押す
③現在共有されているフォルダが表示されるので、ダブルクリックをして開く
これでファイルサーバーへアクセスができます。
実践:PC-1のファイルを共有フォルダに保存してPC-2で開いてみよう!
PC-1での操作
①PC-1のファイルをコピーする
②先ほどの手順で共有したフォルダを開き貼り付ける
PC-2での操作
①先ほどの手順で共有したフォルダを開く
PC-2で、PC-1で張り付けたファイルが表示されていれば共有成功です!
USBメモリがなくてもどのパソコンでも同じファイルを見れるととても便利ですよね
この記事が誰かのお役にたてば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました!