はじめに
7月になり、これから現場に出て仕事をする人や仕事量が増えて忙しくなる人など様々な人がいると思います。
そこで今回はExcelの基本となるリボンの構成・使い方について説明していきたいと思います。
この記事を読んで少しでも業務効率化やより良い資料作りに役立ててもらうと幸いです。
リボンとは
そもそもリボンとは何かを説明します。
リボンとはExcelの作業を行うための機能を集めた中心的な役割を果たす場所のことです。
この中にはフォントサイズの変更やフィルタの設定、印刷範囲の設定など数多くの機能があります。
次からはリボンの構成について説明していきます。
「ホーム」
ホームではフォントの編集(サイズ、色、書式など)や文字の配置、条件付き設定、フィルタの設定にの編集をすることができます。
「挿入」
挿入では図形やグラフ、テキストボックス、ピポットテーブルの挿入をすることができます。
ピポットテーブルとはExcelで集計したデータテーブルを分析するために使う機能です。ピポットテーブルを使う用途として、「様々な切り口で集計分析を行い、データの関連を可視化するため」「データの構造を理解・把握するため」の2つの用途で使用します。
「ページレイアウト」
ページレイアウトでは用紙のサイズや印刷の向きなどのレイアウトを設定する場所です。
あらかじめ印刷設定の範囲を選択することで、編集する際に印刷範囲を考慮しながら編集することができます。
「数式」
関数の挿入やワークシートの分析など、計算などの操作をする場所です。
「データ」
並べ替え、データベース操作、外部データを取り込んだりするときに使う場所になります。
「テキストまたはCSVから」という項目があり、これはテキストやコンマ区切り値、または書式付きテキストファイルからデータをインポートすることでExcelに反映させることができる便利な機能になります。
「校閲」
スペルチェックやコメントの挿入、ワークシートの保護など、文章の校正などをする場所になります。
Excelファイルをほかのユーザーと共有する際に編集などを行わせないようにしたい時などに使います。
表を作る際に、項目部分に合わせて「ウィンドウ枠の固定」をすることでスクロールしても固定されて見やすい表にすることができます。
まとめ
今回はリボンの構成とその使い方について説明しました。
今回説明したタブ以外にも「開発タブ」や「描画タブ」など多くのものがあります。
これらを表示したい際には「ファイル」>「オプション」>「リボンのユーザー設定」から追加することができるので、ぜひ参考にしてみてください。