こんにちは。R.ishiiです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、LPIC⁻1を取得してから、LPIC-2 201試験の勉強を開始しました。
どんな内容なのだろうとさらっと内容を確認すると、なんと2つの発見がありました。
①LPIC-1で登場した分野が意外と登場する。
LPIC-2が最も鬼門だという声を聞いていたため、びくびくしながら内容を確認していたのですが、思った以上に見たことのあるコマンドが多く登場します。例えばキャパシティプランニングという範囲では、システムリソースやプロセスの実行状況を監視できるtopコマンド、詳細なプロセス情報を表示させるpsコマンド、くわえてメモリの使用量を測定するために用いられるfreeコマンドなどが登場します。また、ファイルシステムの分野ではext2,ext3,ext4やXFSなど聞いたことのあるファイルシステムが多く登場します。またLPIC-1の範囲ではありませんが、自社研修にて学んだRAIDの知識も登場しました。以上の点から、個人的には未開の地に放り込まれる感覚はそこまで強くありませんでした。
②一対一の暗記だけだと太刀打ちできない雰囲気がある。
これがLPIC-2とLPIC-1の大きな違いなような気がしています。LPIC-1はとにかくいろんなコマンドやファイルパス、ディレクトリパスなどを暗記できるかどうかの試験という色が強いように感じました。しかしLPIC-2はコマンドをどう使いどういう情報を集めどういった判断を下すか、どの箇所でエラーが登場しどういう風に解決するかなど、意外と暗記だけだと苦しい場面もあると現時点では感じます。その特徴が顕著なのはキャパシティプランニングという将来的なシステムのリソースの不足を防ぐための手法を学ぶ分野だと思います。極論暗記ではあるのですが、一対一という方式ではなく、仕組みの理解が重要なのだと感じます。
LPIC-2 201試験よりもLPIC-2 202試験の方が覚えることが多いなんていう噂も聞きますので心して冒険していきたいと思います。
この投稿が皆様の学習の一助となれば幸いです。