トラブルシューティングについてまとめました。
☆トラブルシューティング
英単語で、解決、調停、修理などの意味を持ちます。
問題が発生した際に症状や原因を深索、特定しこれを排除するまでの一連の過程を示します。
また、そのために作成された資料や問答集などを指すこともあり、利用者側からの困りごとやトラブルも含みます。
問題をスピーディに解決することが大事になります。
まずは原因を考え、解決できる確率が高いものから優先に対処法を一つひとつ検証します。
自己判断で対応を行ってしまうと、顧客とのトラブルや余計に時間がかかってしまうことがありますので、トラブルシューティングの流れに沿って解決しましょう。
☆トラブルシューティングの流れ
①状況把握・情報収集を行う
まずは最初に状況を把握・情報収集を行うことが大事です。
「何を使用して」「何をしようとしたときに」「どのなったか」「どういう行動をとり」「どんな結果になったか」などの状況把握・情報収取を行います。範囲や起こっている現象を一通り確認します。
◆情報収取ツール
(下記ツールでサーバーの状態を把握し、トラブルの原因を究明することができます。)
・イベントビューアー ・タスクマネージャー
・パフォーマンスモニター ・ipconfigコマンド
②トラブル原因の想定および問題の切り分けの実施
考えられる原因をリストアップし、問題の切り分けを行う。
③トラブルシューティングの優先順位づけの実施
②の結果から、トラブルの原因である可能性が高いものから優先順位をつけていきます。
トラブルシューティングにかかる時間も含めて優先順位をつけることが大事です。
下記の順番を参考にしましょう。
1.可能性が高く、トラブルシューティングの時間が短い原因
2.可能性が高く、トラブルシューティングの時間が長い原因
または
可能性が低く、トラブウシューティングの時間が短い原因
3.可能性が低く、トラブルシューティングの時間が長い原因
④トラブルシューティング方法の収集、原因の特定
トラブルシューティング方法を収集すると同時にトラブル発生原因の情報も収集する。その情報がトラブル発生原因を特定することや証拠に繋がります。
⑤トラブルシューティングの実行
④の方法を試す。問題解決されれば、トラブルシューティング完了です。
トラブルが解決されない場合は何が原因なのか再度精査する為にもう一度①を行いましょう。
以上になります。