こんにちは。
今回は、ローカルループバックアドレスについて解説していきます。
TCP/IPネットワークでは、
自ホストを表すための「ローカルループバックアドレス(ループバックアドレス)」という特別なIPアドレスが利用されることがあります。
ローカルループバックアドレスとは、自分自身を表す特別なIPアドレスの1つであり、
TCP/IPが有効なコンピューターでは常に利用可能なIPアドレスです。
一般的には以下のIPアドレスが利用されます。
・IPv4 ・・・ 127.0.0.1
・IPv6 ・・・ ::1 (0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0001)
IPv4の場合、IPアドレスの最上位のバイト(最上位の8bit)の内容が「127」であればいいので、
127.0.0.1 から 127.255.255.254の範囲内ならばどのIPアドレスできます。
127.0.0.0 と 127.255.255.255の2つはブロードキャストアドレスのため除外されます。
Windows OSではTCP/IPは必ず組み込まれており、IPv4並びにIPv6も有効となっています。
TCP/IPネットワークが有効になっているならば、「127.0.0.1」と「::1」は必ず定義されています。
ローカルループバックアドレスの利用方法としては、
自分自身のサービスが動作しているかを確認したり、自分自身のコンピューター上で動作しているサービスへ接続したりする場合に利用できます。
以上になります。
参考文献:ローカルループバックアドレス「127.0.0.1」「::1」「localhost」とは?:Tech TIPS - @IT (itmedia.co.jp)