◆COBOLとは、『Common Business Oriented Language』の略称です。
事務処理、特に計算処理に優れており、勘定系システムや給与システムなどで多く使われています。
COBOLは、歴史が古く、世界的にも標準化されているプログラミング言語です。
◆COBOLのメリット
・信頼性が高い
COBOLは、他のプログラミング言語に比べて、英語に近い構文のため、
ある程度英語を学んでいるものであれば、プログラミング言語の知識が乏しくても、言語の意味を理解しやすいのです。
・計算処理能力が高い
・バッチ処理が優れている
◆COBOLのデメリット
・COBOLを使うエンジニアが減っている
C・Java・C++などが言語の主流となっており、COBOLを扱えるエンジニアの数が年々減少しているため、
トラブルの根本解決ができないといった問題も表面化しています。
◆COBOLの将来性
言語には得手不得手があるので、「COBOLだから」「Javaだから」というのではなく、適材適所でシステムを構築することが一番大切だと提言します。例えば、並列処理ができない時間を要する夜間バッチをJavaや他言語に書き換える場合は、性能面でのリスクを考慮しなければならないなど、メリット、デメリットを把握したうえで、公平な目で判断する必要があると思いますす。
COBOLでしかできない特徴を活かし、他の言語とうまく組み合わせて使えば、COBOLの将来性も高いと感じます。
参考文献:
COBOL(コボル)とは?なぜなくならない?将来性と特徴をわかりやすく解説 | アンドエンジニア (and-engineer.com)