クラウドにおけるストレージは3つの方法(データを管理及び保持する方法)があります。
☆ファイルストレージ
ファイル単位で管理およびアクセスするストレージです。
NASの記憶域などで使用されるSMB共有フォルダーやNFS共有フォルダーがあります。
ユーザーがファイルの共有システムに同時にアクセスする必要がある場合に最適。
☆ブロックストレージ
ブロック単位で管理及びアクセスするストレージです。
保存する際は、ブロック単位に切り分け、データを読み出す際は切り分けたブロックから元のデータを復元します。
コンピューターに内蔵されたディスクやVHDファイル・iSCSIやファイバーチャンネルなどのSANの記憶域があります。
メリット:高速にデータを取得できる。
☆オブジェクトストレージ
オブジェクト単位で管理およびアクセスするストレージです。
Azure Blob StorageやAmazon S3があります。
3つの中で新しいストレージタイプになります。データサイズやデータ数の保存規制がない為、大容量データの保存に適しています。
配置したデータ1つ1つに対して「オブジェクトID」と呼ばれる識別子を付与し、オブジェクトIDから特定のアドレスにアクセスを行う。
メリット:複数のサーバーやディスクに分散保存できる。
ファイルパスを気にせず、サーバーを並行化しやすく、他のファイルパスと比べて簡単にスケールアウトできます。
以上になります。
参考URL:
ブロックストレージとは?意味・定義 | IT用語集 | docomo business Watch | ドコモビジネス | NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
ブロックストレージ、ファイルストレージ、オブジェクトストレージ - データストレージサービスの違い - AWS (amazon.com)