SAAの試験では運用オーバーヘッドを最小限に抑えられる構成について問われることが多いです。
オーバーヘッドとは、システムが何らかの処理を行う際、その処理を行うために発生する負荷や時間のこと。
PCやアプリの起動時間などもオーバーヘッドのうちの1つ。
今回は最小限オーバーヘッド運用について問われる場合、テッパンとなるサービスを挙げます。
AWS Fargate
運用上のオーバーヘッドを最小限に抑えるといえばこのサービス。
AWS上でコンテナをサーバーレスで実行することができるようになるため、アプリケーションの開発や構築に集中することができます。(サーバー運用で必要となるOSのメンテ等が不要になるため)
問題でも主にECSと組み合わせで出題されることが多いです。
AWS Lambda
SAAでは組み合わせて使われる問題が多い印象のlambda。
こちらもFargate同様にサーバーレスでプログラムを実行できるようになるため、サーバーの運用保守が必要なくなります。
ただし大量のデータ処理には適していないため、そのようなケースではAWS Glueの方が最小限オーバーヘッドの運用として適しています。
(lambdaは15分以上処理に時間がかかるとタイムアウトしてしまいます。Glueは48時間もぶっ続けで稼働できるのに。。。)