Linuxのシンボリックリンクとハードリンクについてご紹介します。
【リンク】
Linuxにおけるリンクとは、ファイルの実体とファイル名を繋ぐことを指します。リンクには「シンボリックリンク」「ハードリンク」の2種類があります。
【シンボリックリンク】
シンボリックリンクトとは、ファイルやディレクトリへの場所を表す特殊なファイルのことで、リンク元の置き場を見に行くだけというのが特徴です。
リンク元の場所を指し示す別のファイルを作成し、そこから本体を参照できるようにする仕組みになっています。
【ハードリンク】
ハードリンクとは、ファイル実体を直接参照するリンクのことです。
ハードリンクは元のファイルとの区別がつかないため、ハードリンクファイルに変更を加えた場合、同一の実体に対しても変更を加えることになるのが特徴です。
また、リンク元ファイルを削除しても、ハードリンクが残っていればファイル実体は削除されず、ハードリンクからファイル実体を参照することもできます。
参考サイト
【Linux】シンボリックリンクの作成,確認,変更,削除について解説|YesNoCode (engineer-life.dev)
【Linux】リンクを作成するコマンドとは?:lnコマンド | Marusuke's Blog (marusuke-blog.com)